子供が生まれたときのお金の不安について
今日は、「子供が生まれたときのお金の備え」について考えてみましょう。私は子供が好きで、少しお金の不安があっても3人は欲しいと思っています。夫は野球チームを作りたいと言っていますが、それは少し無理ですね(笑)。現実問題として、子供の将来に対してどのようにお金を備えるべきか、具体的な策を考えてみました。
Z世代の子供に対する考えとお金の関係
最近の産経ニュースによると、Z世代の45%が「子供はいらない」と答えているそうです。
理由としては、「お金」が17.7%、「お金以外」が42.2%、そして「両方」が40.2%となっています。特にお金以外の理由に問題の根深さを感じますが、私たち世代が若い世代に希望を与えられていないことへの責任を感じています。
学資保険や貯金で備える?
お金の不安を軽減するための方法として、まずは学資保険が挙げられます。学資保険には保障型と貯蓄型があり、それぞれリスクに備えたり、満期に多額のお金を受け取ることができます。しかし、保険会社に手数料を支払って運用してもらうより、自分で運用する方が資産をより大きく成長させる可能性があります。
次に貯金ですが、貯金だけではインフレに追いつけないため、資産価値は減少してしまいます。インフレ率が2%と仮定すると、現金の実質価値は目減りしてしまうので、貯金だけでは不十分です。
未成年口座の魅力とは?
さて、ここで一つ目のおすすめとして「未成年口座」の開設です。昨年まで存在していたジュニアNISAはもう新規開設できませんが、未成年口座を使って子供の将来に備えることができます。楽天証券の未成年口座を例に挙げますが、手続きは非常に簡単で、親が代理で運用を行う形となります。
米国高配当ETF「VIG」で資産形成
では、未成年口座を開設した後、どこに投資すべきでしょうか?私が選んだのは、米国高配当ETFの「VIG(バンガード・米国増配株式ETF)」です。過去10年間の増配率は平均7%、株価成長率は11%と、将来にわたって安定した成長が期待できる商品です。
シミュレーションによると、25年後にはVIGの評価額が約1782万円に達し、毎年約12万2000円の配当が得られる見込みです。連続増配銘柄を集めたVIGは、暴落に対する耐性も強く、子供が成人するまでに大きく成長することが期待されます。
未成年口座を使った投資のメリット
未成年口座は、子供が成人した際に簡単な手続きで通常の証券口座に切り替えが可能です。NISA口座のように非課税運用はできませんが、少額でも積み立てを続けることで、子供が大人になる頃には大きな資産を形成することができます。学資保険や貯金よりも、資産運用という形で将来の備えを整えることができるのは、未成年口座の大きな魅力です。
まとめ:備えがあれば不安は解消できる
お金がないから子供を持てない、という理由で出産を諦める必要はありません。正しい知識と準備があれば、未来の不安を解消することができます。未成年口座を活用し、入金力を高めながら資産を増やしていくことが、子供たちの明るい未来への備えとなります。投資を早めに始めることで、複利の力を味方にして、子供が成人するまでの資産形成をぜひ考えてみてください!
今回の記事が、子育てや将来の備えに悩んでいる方にとって参考になれば嬉しいです。
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